ひとくち食べるとジューシーな果汁が溢れる梨。シャキシャキとした歯ざわりで、爽やかな味わいの果物です。秋になるとご家庭でも梨を食べる機会もあるかもしれませんが、そもそも梨とはどんな果物なのでしょうか?
この記事では、梨はどんな果物なのか、なしの種類や特徴について解説します◎
梨とは?梨の魅力は?
梨とは、バラ科ナシ属の果実です。主に「和梨」「洋梨」「中国梨」の3種類があり、日本で一般的に食べられているのは和梨です。和梨には「青梨」「赤梨」があり、どちらも爽やかな甘さと歯ざわりの良いシャキシャキ食感が特徴です。
梨の魅力は果汁のみずみずしさ、甘さ、食感ではないでしょうか。カロリーも低くカリウムも含まれているので、ダイエット中の方やむくみが気になる方にもおすすめです。
梨の主な産地は?
日本における梨の主な産地をご紹介します。令和3年農林水産省「作況調査(果樹)」によると、都道府県別の生産状況は次の通りです!
栽培面積別ランキング
- 1位 千葉県 1,290 ha(シェア率:12.5%)
- 2位 茨城県 894 ha(シェア率:8.68%)
- 3位 福島県 789 ha(シェア率:7.66%)
- 4位 栃木県 730 ha(シェア率:7.09%)
- 5位 長野県 648 ha(シェア率:6.29%)
収穫量別ランキング
- 1位 千葉県 20,500 t(シェア率:11.1%)
- 2位 茨城県 19,100 t(シェア率:10.3%)
- 3位 栃木県 15,900 t(シェア率:8.61%)
- 4位 長野県 12,000 t(シェア率:6.50%)
- 5位 福島県 11,900 t(シェア率:6.44%)
国内生産量トップは千葉県です。栄養成分を保つ力がある火山灰土壌が広がる千葉県は、梨の栽培に最適な場所だといわれています。主力の品種は「幸水」「豊水」です。太陽の光をたっぷりと浴びて育った梨は、甘さとみずみずしさを味わえます。
くだもの王国・福島県は、作付面積や生産量こそ多くはないものの、柔らかな果肉・たっぷりの果汁に定評のあるブランド、「萱場梨」が有名です。
代表品種の「幸水」は7月から始まり、その後「豊水」が8月、「二十世紀」「秋月」が9月、「新高」が10月と品種リレーが続き、長い期間楽しむことができるので、梨好きの方はご賞味ください!
梨の代表品種と旬の時期
さまざまな品種がある梨ですが、その中でも代表的な品種と、その旬の時期をご紹介します。
幸水(こうすい)
「幸水」は、「豊水」「新水」とともに梨の「三水」と呼ばれる赤梨で、日本梨の代表品種の1つです。幸水という名前は、両親である「菊水」の「水」と、「早生幸蔵」の「幸」の文字を1つずつ取って名付けられました。
果汁が多くジューシーで果肉が柔らかく、シャキシャキとした食感が魅力。噛んだときのシャリッという音は梨好きにはたまりません!
基本的に糖度が高く、酸味が少ない品種です。旬の時期は8月上旬から9月上旬。年度によっては7月から出荷されている場合もあります。
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豊水(ほうすい)
「豊水」は幸水と同じく梨の「三水」と呼ばれる梨。1972年に命名登録された梨の人気品種です。“豊かな水” と書く名前の通り、豊水は果汁をたっぷりと含んだみずみずしい食感が特徴。酸味の強さが特徴で、ほどよい酸味は甘さを引き立てるものの、酸味が強すぎる場合もあるので、苦手なイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
収穫時になると皮が黄金色になり、果点と呼ばれる斑点模様が出ます。旬の時期は8月下旬から10月上旬までです。
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あきづき
「あきづき」とは、新高と豊水をかけ合わせた品種と、幸水を交雑して誕生した赤梨の一種です。「幸水」のもつシャキシャキ食感のよさと、「豊水」のもつきめ細やかで柔らかな果肉といった強みがしっかり受け継がれています。
それでいて甘みが強く、ジューシーと、いいことずくめの品種です。有名な梨の品種のかけ合わせなので、とても贅沢な味わいが楽しめますね!9月中旬から10月上旬に旬を迎えます。
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二十世紀梨(にじゅっせいきなし)
「二十世紀梨」は青梨の一種で、鳥取県の特産品として有名になりました。二十世紀梨は、ただ甘いだけではありません。甘さと酸味のバランスが素晴らしく、果汁も豊富なのが特徴です。旬の時期は8月下旬から9月下旬頃です。
新高(にいたか)
「新高」とは赤梨の一種で、有名な「幸水」「豊水」に次いで生産量の多い梨です。500gほどの大きな梨で、大きいものだとなんと1kgに達することもあるそうです。果肉が柔らかく、ジューシーな果汁が楽しめます。しっかりとした甘さもあり、酸味は少なめです。
美味しい梨の特徴は?見分け方・選び方のコツ
店頭で美味しい梨を選ぶには、以下のポイントに注目しましょう!
- 果皮にハリツヤがあって色ムラがない
- 軸が太くしっかりしている
- ふっくらと丸みがある
- ずっしりと重みがある
さらに、赤梨の場合は表面のザラザラが少ないもの、青梨の場合は果皮が黄色っぽいものを選ぶと良いでしょう。
これらのポイントをおさえて、ぜひ美味しい梨を手に入れてくださいね◎
まとめ
梨は、バラ科ナシ属の果実で、日本では主に和梨が栽培され、市場に多く流通しています。弥生時代から食べられていたといわれている梨ですが、本格的な栽培が始まったのは江戸時代です。
幸水や豊水などの有名品種以外にも、新高や秋月など注目品種が盛りだくさん。旬の時期は栽培場所によって異なりますが、大体9月から10月頃です。果汁たっぷりで濃厚な甘さが楽しめる梨を、旬の時期にぜひ食べてみてくださいね。
JAふくしま未来では、甘くてみずみずしい梨を旬の時期に合わせてお届けしています。主力品種の幸水をはじめ、福島の梨はどれも大玉で高品質。梨特有の爽やかな甘みとシャリシャリとした食感を存分に楽しめます。気になる人は、ぜひJAふくしま未来の公式サイトをチェックしてくださいね!