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伊達のあんぽ100周年!記念フォトコンテストの結果発表!

伊達のあんぽ100周年!記念フォトコンテストの結果発表!

福島県伊達市梁川町五十沢(いさざわ)地区が発祥のあんぽ柿は、100年の歴史のある伝統品です。
100周年を記念して、JAふくしま未来ではフォトコンテストを実施しました!

厳正な審査のもと、県内外よりご応募いただいた125点の中から、12点を選出させていただきました!
今回は受賞した作品をご紹介します!

あんぽ柿人気ランキング

※2023年11月~2024年1月のデータ

グランプリ 福島県県北農林事務所長賞「光り輝くあんぽ柿」

映えあるグランプリ(福島県県北農林事務所長賞)は、光に照らされ美しく整列したあんぽ柿が美しい!
福島市在住の、古関キヨ子さんの「光り輝くあんぽ柿」を選出しました!
神々しい光に照らされる蜂屋柿がずらっと並ぶ景色は、圧巻!

審査委員長からのコメント

力作がそろっていました。干し場につるされたあんぽ柿や作業風景、子どもたちが食べている様子などバリエーション豊かな作品がありました。
中でも、干し場に吊るされた柿の写真は一番応募が多かったですが、グランプリの作品が最も完成度が高かったと感じました。
あんぽ柿を取り巻く人や環境は、とても魅力的で写真向きなので、今後も期待しています。
(福島県民友新聞社 編集局編集委員兼写真映像課長 矢内靖史氏)

特選 JA福島中央会長賞「思わずぱく」

「思わずばく」というタイトルのついた、こちらの写真が特選賞を受賞!
干している最中の ”あんぽ柿” はまだ食べ頃ではありませんが、美味しさのあまり、「思わずぱく」。
お子様の無邪気さと、あんぽ柿の美味しさが想像できる写真でした。


  • 撮影者:ゆう さん(ペンネーム)
  • 居住地:福島県伊達市

準特選

準特選は、あんぽ柿の生産地域の組長の方々に選出いただきました。
寒暖差のおおきな風土に根差し、伝統の製法を受け継いできた、あんぽ柿。
その魅力が伝わる、迫力のある作品が揃いました。

伊達市町賞

  • 撮影者:M.N さん(ペンネーム)
  • 居住地:福島県伊達市

桑折町長賞「朝霧の収穫」

  • 撮影者:竹井 晴彦 さん
  • 居住地:宮城県仙台市

国見町長賞「光る干し柿」

  • 撮影者:斎藤 アイ子 さん
  • 居住地:福島県国見町

伊達地域農業振興協議会長賞「あんぽの里」

  • 撮影者:西原 賢人 さん
  • 居住地:神奈川県横浜市

JAふくしま未来組合長賞「至福のとき」

  • 撮影者:矢口 洋子 さん
  • 居住地:福島県福島市

入選

入選として5作品を選出しました。
なんだか楽しくなるような、食べたくなるような、そういった作品を選びました。

福島民友新聞社賞「皮むき作業とモンブラン」

  • 撮影者:中村 伸裕 さん
  • 居住地:福島県福島市

あんぽ柿生産部会長賞「一面」

  • 撮影者:室井 賢司 さん
  • 居住地:福島県伊達市

JA全農福島県本部長賞「今年も始まるよ〜」

  • 撮影者:田中 剛 さん
  • 居住地:福島県伊達市

福島民報社賞「これ、おいしいね!」

  • 撮影者:福 しま子 さん(ペンネーム)
  • 居住地:福島県福島市

日本農業新聞社賞「熟成の時を持つ」

  • 撮影者:佐藤 智子 さん
  • 居住地:福島県川俣町

伊達のあんぽ百周年!福島の名産品をぜひご賞味あれ!

以上、「伊達のあんぽ柿 100th anniversary フォトコンテスト」の受賞作品をご紹介しました。

肉厚で濃厚な甘みのあんぽ柿をつくるために、JAふくしま未来では、原料となる柿の品質にも厳密な基準を設けています。完熟状態での収穫を徹底し、大粒で形のきれいな柿を選んで加工しています。 あんぽ柿づくりで特に重要な工程が「吊り干し」です。冬場の寒風を利用して、1か月ほどかけてじっくりと自然乾燥させます。天候を見極め、干し場の温度と湿度をコントロールする技術によって、あんぽ柿特有のとろっとした食感を生み出すのです。

南東に傾斜し温和な気候の五十沢地区では、江戸時代から柿の栽培と干し柿づくりが盛んでした。 大正時代になると、アメリカで干しブドウの加工に用いられていた硫黄燻蒸技術が持ち込まれます。当初は渋みが残ってしまうという課題がありましたが、数年におよぶ試行錯誤の末、従来の干し柿よりも味、食感、色味の良いあんぽ柿が誕生しました。 秋から冬にかけて、赤橙色のあんぽ柿が吊られる風景は、大正時代から変わらぬ福島盆地の風物詩となっています。

ぜひ、伝統ある 伊達のあんぽ柿をご賞味ください!