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あんぽ柿の保存方法は?常温・冷凍・冷蔵それぞれ紹介!

あんぽ柿の保存方法は?常温・冷凍・冷蔵それぞれ紹介!

干し柿は柿を干して作られているので、長期保存が可能だと思いがちですが、実は常温保存にはあまり向いていないんです。ではどのように保存したら良いのでしょうか?今回は干し柿の正しい保存方法を常温・冷蔵・冷凍別に紹介します。たくさんいただいた時やまとめ買いした時など、手元に干し柿がたくさんある人は参考にしてみてくださいね!

干し柿は湿気に弱い食べ物

干し柿はカビやすく湿気を嫌うので、作る工程においても柿を干す前、干した後と殺菌する必要があります。さらに干す時に柿同士がくっつかないように間隔を空けて干すなど工夫をしないとすぐに湿気が溜まり、カビが発生してしまう事も。

干し柿を正しく保存できないと・・・

干し柿がカビやすいのは完成した市販品も同様で、その理由としては干し柿に含まれる水分(湿気)や栄養分(糖分)が、カビにとっても栄養となるからです。カビは「菌糸」と「胞子」で形成されており、菌糸の先端から栄養分や水分を吸収して増殖します。カビが発生しやすい温度は約25〜28度なので、市販品の保存方法にも気をつける必要があります。

干し柿を常温で保存する方法

干し柿が湿気に弱く、カビやすいということをふまえて常温保存する場合のやり方を紹介します。常温保存のメリットは干し柿本来の美味しさのまま保存できるところです。

あんぽ柿は常温での保存はNG

あんぽ柿は通常の干し柿に比べて水分量が多く、中身が腐りやすいので常温保存は避けましょう。室温が25度以下であっても、あんぽ柿の場合は常温保存ではなく冷蔵または冷凍保存がおすすめです。

市田柿を常温で保存する方法

しっかりと干した干し柿は常温保存が可能です。といっても、どんどん乾燥して硬くなり食味が悪くなるので、美味しく食べられる保存期間はおおよそ3日ほど。1個ずつペーパーやラップに包み、直射日光が当たらない風通しの良い場所にて保存しましょう。

干し柿を冷蔵保存する方法

干し柿を冷蔵保存する場合のやり方と保存期間について紹介します。常温保存に比べて保存期間は伸びますが、食感が硬くなりがちなので乾燥を防ぐ工夫が必要です。

あんぽ柿の冷蔵保存

あんぽ柿を冷蔵保存する時は、1個ずつキッチンペーパーなどに包んだ後、乾燥を防ぐために密閉できる袋や容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。あんぽ柿は臭いを吸収しやすいので、冷蔵庫内ににおいの強いものが近くに置いてあると臭い移りしてしまいます。なのでしっかりと密閉して保存することで臭い移りと乾燥どちらも防ぐことができます。

市田柿の冷蔵保存

1個ずつキッチンペーパーかラップに包み、密閉できる保存袋か容器に入れて野菜室で保存しましょう。この場合の保存期間は約1週間〜1ヶ月ほど。美味しいまま保存するコツはとにかく密閉して乾燥を防ぐことです。

干し柿を冷凍保存する方法

常温保存、冷蔵保存に比べて圧倒的に保存期間を伸ばせるので、冷凍保存は手元に干し柿がたくさんある時におすすめの保存方法です。また、冷凍保存に関してはあんぽ柿も市田柿も同様の方法で問題ありません。

干し柿・あんぽ柿の冷凍保存方法

キッチンペーパーやラップで1個ずつ包み、密閉できる保存袋か容器に入れてしっかりと空気を抜いたら横向きにして冷凍室で保存します。干し柿が凍ったら立てて保存しても良いので、冷凍庫内の保存しやすいスペースに移動しましょう。この場合の保存期間はおおよそ半年〜1年です。

おすすめの解凍方法

時間がない時や手早く解凍したい時は常温解凍や電子レンジで解凍するのが簡単ですが、水分が出やすく、べちゃっとした食感になりがち。冷凍庫で長期保存していた干し柿をふっくら食べたい場合は冷蔵解凍がおすすめです。急激な温度変化がないので見た目や味が冷凍前の状態に復活しやすく、干し柿の白い粉もキープしたまま食べられます。少し時間はかかりますが、食べる前日や朝に冷蔵庫に移しておけばそのまま食べられます。

まとめ

干し柿は保存方法を工夫するだけで美味しく保存することができることがわかりました。保存したい期間や状態によって常温・冷蔵・冷凍を使い分けると無駄なく最後まで楽しむことができますが、あんぽ柿と市田柿では仕上がりの水分量が異なるので、常温保存したい場合は注意しましょう。栄養満点な干し柿は傷みやすく日持ちしないことが難点でしたが、今回の保存方法で解決。期間限定の特別な味わいを思う存分楽しみましょう!