暑さが本格的に厳しさを増す7月中旬、みずみずしくさっぱりと食べられる桃が収穫を迎えます。中でも桃の名産地である福島県を代表する「あかつき」は、しっかりとした歯ごたえとジューシーさが人気の品種。食欲が落ちてしまいがちな、夏のデザートにぴったりです。
今回はそんな人気の品種あかつきについて、特徴やおすすめの食べ方を紹介します。「あかつきを購入してみたい」「どんな味なのか気になる」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
あかつきの特徴
あかつきとはどんな桃なのか、特に贈り物として購入する場合は産地や価格なども気になりますよね。
まずはあかつきの特徴についてチェックしていきましょう。
あかつきは日本で一番生産される桃
あかつきは福島県を中心に、日本で最も多く生産されている桃です。生産量は桃全体の中で18.7%を占めているため、市場に出回りやすく、スーパーなどで手軽に購入することができます。
あかつきの産地
あかつきの主な産地は福島県です。福島県は全体の53%ものシェアを誇る、あかつきの代表的な産地といえます。次いで長野県が14%、山梨県が11%、山形県が8%の順で並んでいます。
また福島県の桑折地域や山梨県の加納岩地域から出荷されるあかつきは、高級品として扱われ、贈答用にもおすすめです。
あかつきの味
冒頭で紹介した通り、あかつきはジューシーで歯ごたえのある桃です。糖度は高めで、桃ならではの甘みも感じられます。
少し硬めで、甘さと果汁を楽しみたい人におすすめですよ。
あかつきが出回る時期
あかつきは8月上旬に収穫を迎え、市場に出回り始めます。最も購入しやすい時期は8月中旬から8月末ごろまで。地域にもよりますが、9月上旬まではスーパーで見かけることもあるでしょう。
あかつきの歴史
あかつきは桃の主要品種である「白桃」と「白鳳」を交配して作られた品種で、桃界のサラブレットとも呼ばれています。
1979年(昭和54年)に品種登録され、現在では福島県をはじめ全国各地で栽培されています。
あかつきの価格相場
桃といえば高級な果物というイメージが強いですよね。しかしあかつきは桃の中でも比較的リーズナブルで、手軽に購入しやすい桃です。
ただランクによってばらつきがあり、やや小さめのサイズで1玉300~400円程度、見た目や大きさの優れた最高ランクであれば1玉700円以上が相場です。
硬い桃の代表格、あかつきを美味しく楽しむには?
硬い桃の代表格ともいえる品種あかつき。より美味しく食べるために、ちょっとした工夫を施すのもありです。
ここからは、あかつきの美味しい食べ方について見ていきましょう。
あかつきは、硬め
あかつきは他の品種に比べて硬い肉質を持つ桃です。桃特有の柔らかくとろけるような食感ではなく、ぎっしりと濃密な果肉で、しゃきっとした歯ごたえがあります。
また皮もパリッとした硬さがあり、心地よい食感を味わえます。表面の産毛を洗い落とし、皮をむかずそのまま食べるのもおすすめですよ。
硬い桃は調理におすすめ!
肉質の硬い桃は、調理して食べるのに向いています。特にあかつきはジューシーさと爽やかな甘さを兼ね備えているので、他の食材と相性バツグン。
特にオリーブオイルとの相性が良く、チーズと和えてカプレーゼにすると美味しく頂けますよ。また桃に多く含まれるビタミンEは、油類と一緒に摂ると吸収率が良くなるので、一石二鳥です。
常温で追熟して、生で食べるのもおすすめ!
硬さが特徴のあかつきですが、中には「桃は柔らかい派」という人もいますよね。そんな人におすすめなのが、追熟です。追熟は、買ったばかりの桃を2~3日ほど常温で置いて、甘さや柔らかさを引き出す方法です。
追熟する際は、風通しが良く直射日光が当たらない場所を選びましょう。また桃はお尻側からヘタの部分にかけて、順番に熟していきます。追熟できているかどうかは、ヘタの周りを優しく触って確かめてみてくださいね。
こうすることで、元々硬めな食感のあかつきも、柔らかくより一層甘くなるので、ぜひ一度生で食べてみてくださいね。
こんな人に、あかつきがおすすめ!
ここまで紹介したあかつきの特徴をふまえ、あかつきはどんな人におすすめの桃なのかまとめました。あかつきに少しでも興味がわいた人はぜひチェックしてくださいね。
- 硬めで歯ごたえのある桃が好きな人
- 手軽に美味しい桃を味わいたい人
- 桃を使った料理に挑戦してみたい人
まとめ
日本には多種多様な桃の品種が存在しますが、中でもあかつきは硬い桃が好きな人におすすめです。生はもちろん、調理にも向いているあかつきは飽きることなく、長く美味しく食べることができますよ。
あかつきが気になっている人は、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。