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福島県オリジナル品種「はつひめ」とはどんな桃?特徴や旬の時期など紹介!

福島県オリジナル品種「はつひめ」とはどんな桃?特徴や旬の時期など紹介!

皆さんは、「はつひめ」という桃の品種をご存じですか?「はつひめ」は福島県のオリジナル品種で、桃のシーズンのトップバッターを飾ります。今回は、そんな「はつひめ」の特徴や旬の時期、おすすめの食べ方など詳しく紹介します。旬の桃をいちはやく味わい!という人は、この記事を通じてぜひ「はつひめ」の魅力を知ってください◎

はつひめの特徴

はつひめは、近年注目度が上がってきている、福島県オリジナル品種の桃です。しかし、はつひめは福島県のみで栽培されるため流通量が少なく、お取り寄せサイトでは「はつひめ」という名前で販売されていないことも。

ここでは、はつひめの味わいや旬の時期などの特徴、いつ頃購入すればゲットできるのかも合わせて紹介します。

はつひめは福島の桃のトップバッター

はつひめは 果重が 230g〜280g とやや小ぶりで、形はやや平たい長円形をしています。桃は収穫されるシーズンごとに、極早生(ごくわせ)・早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて) の4種類に大きく分けられますが、7月上旬から収穫されるはつひめは、早生品種に分類されます。福島県の桃のトップバッターとも呼ばれ、いち早く美味しい桃を楽しみたいという人に親しまれている桃の品種です。

JAふくしま未来は、県内でも主要な桃の生産地で、はつひめをはじめ、様々な品種を栽培しています。旬の時期には、それぞれの最も美味しいタイミングで、甘みと果汁たっぷりの桃をお届けします。気になる人は、ぜひJAふくしま未来の公式サイトをチェックしてくださいね!


味わいや外観

福島県の代表品種で、甘さと酸味のバランスがよく、果汁たっぷりで大ぶりな「あかつき」と、収穫時期が非常に早い「はつおとめ」とを掛け合わせて生まれたはつひめは、糖度14度前後と甘みが強く、また果汁がたっぷりでジューシーな果肉を味わえます。

一方、果肉が硬めの「あかつき」と異なり、果肉は滑らかで柔らかいのが、大きな特徴です。見た目も鮮やかな紅色なので贈答品にもおすすめです。

旬の時期

はつひめが出回る時期は、6月末から7月上旬です。「あかつき」が出回る時期が 7月下旬から8月上旬なので、約1ヶ月ほど早く購入できます。また、はつひめは「早生桃」として販売されていることもあり、時期によっては他の品種と間違えてしまうかもしれません。

ハウス桃は、早ければ4月下旬頃から出回っていますが、露路栽培が主流のはつひめは6月末頃から販売開始となります。その他、極早生品種の「ひめこなつ」や「はなよめ」は、5月上旬頃から出回ります。

はつひめを確実に購入するなら、時期は6月末頃から、そして商品名に「はつひめ」と明記されているかどうかも合わせてチェックするのがおすすめです。

栽培の歴史

はつひめは、1999年に「あかつき」(♀)に「はつおとめ」(♂)を交配した交雑実生から選抜され、2008年2月18日付けで品種登録されました。

旬の時期をずらすことで早生モモの有利販売(=高い価格で販売すること) を実現し、中生の品種に偏った福島県における桃の品種構成を改善することを目的として作られた、福島県の完全オリジナル品種です。

価格相場

「はつひめ」は小さめの桃なので、1箱(2kg)あたり、7〜9個ほど入っています。スーパーなどに並んでいる1玉あたりの価格は700円〜900円です。また、贈答用として安心な「特秀品」の相場価格は送料込みで6,000円ほどです。

桃といえば高級フルーツのイメージがありますが、はつひめは人気品種に比べるとまだまだ知名度が低いため、比較的手に入れやすい価格帯で販売されています。

柔らかい桃、はつひめを美味しく楽しむには?

果肉が柔らかいはつひめは、硬い桃と比べて日持ちしにくい特徴があります。そんなはつひめを美味しく楽しむポイントは、以下の3つです。

  1. ただしい保存方法を実践する
  2. 食べ頃のサインを見逃さない
  3. もしものときは大量レシピを活用

では、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう!

常温保存で 2~3日以内に食べる

完熟したはつひめは、常温で2~3日程度しか日持ちしません。常温保存する際は1個ずつ新聞紙などに包み、風通しの良い場所で保管します。

また、桃は乾燥と冷気に弱いため、エアコンの冷風が直撃する場所は避けましょう。桃の旬は夏の暑い時期なので、直射日光や多湿にも十分注意してくださいね。

はつひめを冷蔵保存する場合は、野菜室に入れましょう。1個ずつラップで包み、更にポリ袋に入れておくと乾燥し辛くみずみずしさを保てますよ。

このやり方では1週間程日持ちさせることができますが、それでも冷蔵保存したはつひめは味が落ちやすいため、早めに食べきるようにしましょう。

柔らかい桃の食べ頃サインを見逃さない

よく熟して食べ頃を迎えたはつひめは、柔らかく糖度がしっかりと乗っていて甘さもバツグンです。そんなはつひめの食べ頃サインを見分けるには、以下の点に注目しましょう!

  • 色味が濃くて鮮やか
  • 甘い香りを強く感じる
  • ヘタ側の果肉が柔らかい

はつひめは、熟すと果皮が鮮やかな紅色に染まり、美しく色づきます。また、桃特有の甘い香りが強く感じられるようになったら、完熟のサインです。桃はお尻側から順に熟していき、最後にヘタ側の果肉が熟して完熟となります。そのため、ヘタ側を触ってみて柔らかければ、よく熟していることが分かります。

もしものときは大量消費レシピを活用!

せっかくはつひめを購入したのに、どうしても数日中に食べきれそうにないときは、大量消費レシピを活用して、最後まで美味しく食べ切りましょう!

果肉が柔らかく、甘みと酸味のバランスに優れたはつひめ、ジャムにぴったりな桃です。ジャムにすると保存性もアップするので、以下のレシピを参考にぜひ作ってみてください。

材料
  • 桃:2個(約400〜550g)
  • 砂糖:桃の重さの30〜50%(例:桃400gなら砂糖120〜200g)
  • レモン汁:大さじ2〜3
  1. 桃は種に沿って包丁で1周切り込みを入れ、両手でひねって半分に割る。
  2. スプーンで種を取り除き、皮をむいて1〜2cm角または1cm幅に切る。
  3. 切った桃、砂糖、レモン汁を鍋に入れる。
  4. ふんわりラップをして30分〜1時間ほど置き、桃から水分を出す。
  5. 鍋を中火にかけて煮立たせ、アクが出たら丁寧に取り除く。
  6. 煮立ったら弱火にし、焦げないように時々混ぜながら20〜30分煮詰める。
  7. とろみが出てツヤが出たら火を止める。
  8. 粗熱が取れたら、煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰め、しっかり蓋をして冷ます。
  9. 冷蔵庫で保存し、2週間以内に使い切る。長期保存したい場合は小分けにして冷凍も可能(2〜3ヶ月目安)。

こんな人に、はつひめがおすすめ!

ここまで紹介したはつひめの特徴をふまえ、はつひめはどんな人におすすめの桃なのかまとめました。少しでも興味がわいた人はぜひチェックしてくださいね。

  • 果肉が柔らかく、桃らしいとろけるような食感を味わいたい人
  • 桃が大好きで、いち早く旬の桃を味わいたい人
  • お中元などの贈り物に桃を選びたい人

はつひめは、JAふくしま未来の公式オンラインショップにてご購入いただけます。家庭用に、贈答用に、桃の名産地が誇る一級品のはつひめをぜひお取り寄せください!

まとめ

「はつひめ」は福島県オリジナルの桃の品種で、6月末に旬を迎えます。大きさはやや小ぶりですが、色づきが良く、甘みと酸味のバランスに優れた味わいが魅力です。この夏は、桃の名産地、福島県が生み出した注目のオリジナル品種「はつひめ」を、ぜひご賞味ください◎

JAふくしま未来では、甘くてみずみずしい桃を旬の時期に合わせてお届けしています。日本で最も生産されている人気品種「あかつき」発祥の地でもある福島県の桃は、豊かな自然と昼夜の寒暖差の中でじっくりと栄養を蓄え、1個1個に甘みが詰まっています。産地自慢の高品質な桃を逃さずゲットしたい人は、ぜひJAふくしま未来の公式サイトをチェックしてくださいね!