桃を選ぶ際、「糖度」を気にする人も多いはず。桃は、糖度が高い方が甘くて美味しそうなイメージもありますよね。しかし、実際に店頭で見てみても、糖度の基準や品種による甘さの違いなど、分からない点もたくさんあるでしょう。この記事では、そんな桃の糖度の目安や、糖度が高くて甘い桃の品種をご紹介します◎
桃の糖度はどれくらい?
一般的な桃の糖度は、約11度といわれています。全国でも有数の桃の産地を管轄しているJAふくしま未来では、糖度12度以上の桃を「特秀」ランクとしています。糖度が12度を超えると、桃の中でも特に甘いという位置づけのようです。品種によっても糖度は異なりますが、平均的な値は11度、より甘さを求めるなら12度以上の桃を選ぶと良いでしょう。
JAふくしま未来は、県内でも主要な桃の生産地で、主力品種のあかつきを中心に様々な品種を栽培しています。旬の時期には、それぞれの最も美味しいタイミングで、甘みと果汁たっぷりの桃をお届けします。気になる人は、ぜひJAふくしま未来の公式サイトをチェックしてくださいね!
糖度が高いおすすめの桃品種はこれ!
せっかくなら、糖度が平均より高い桃を食べてみたいですよね。ここからは、桃の中でも特に糖度が高い品種を紹介します。
西王母
糖度が高いおすすめの桃1つ目は「西王母」です。糖度は約15度、高いものだと19度ほどまで上がることもあるそうです。果肉は柔らかく酸味も控えめ。比較的糖度が上がりやすい品種ともいわれています。主な産地は山形県、山梨県ですが、流通量の少ない珍しい桃なので、見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
白麗
糖度が高いおすすめの桃2つ目は「白麗」です。糖度は約15度。岡山県で生産されており、果肉も果皮も白い美しい桃です。大玉で硬めの果肉には、ジューシーな果汁がたっぷりと含まれています。
あまとう2号
糖度が高い桃の3つ目は「あまとう2号」です。糖度は約14度〜17度。糖度は高めですが、意外にも香りが少なめなのが特徴です。果肉は少し硬めで、サクサクとした食感が楽しめます。
黄ららのきわみ
糖度が高い桃の4つ目は「黄ららのきわみ」です。黄桃の一種で、糖度は約14度〜17度。鮮やかな黄色の果皮と、大きく丸い見た目が特徴です。追熟させることで果肉が柔らかくなり、マンゴーのような甘さを楽しめる品種です。
あかつき
糖度が高い桃のおすすめ5つ目は「あかつき」です。糖度は約12度〜14度。代表的な産地は福島県で、福島で生産される桃の半数があかつきだといわれています。ギュッと果肉が詰まっており、比較的日持ちもします。太陽をたっぷり浴びた、赤い見た目が特徴です。
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JAふくしま未来イチオシの桃を産地直送でお届け!あかつきは、福島県で誕生した「硬い桃」も代表格で、しっかりとした歯ごたえとジューシーさが魅力です。頬張ると爽やかな甘みが口の中いっぱいに広がります。旬の時期にしか味わえない産地自慢の桃を、ぜひご賞味ください◎
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黄金桃
糖度が高いおすすめの桃6つ目は「黄金桃」です。
黄桃の仲間でもある黄金桃。黄桃に比べ果肉が柔らかくジューシーなのが特徴です。果肉は鮮やかな黄色で、まるでマンゴーのような見た目をしています。果肉はしっかりとした食感ですが、濃厚な甘さは楽しめます。
糖度40度の桃とは?
福島県に、なんと糖度が40度を記録した桃があります!それは福島県の古山果樹園で栽培されている「とろもも」という桃です。土壌や堆肥にこだわり、試行錯誤を重ねてつくりあげたとろももは、糖度別にお値段も変わります。糖度23度以上が1玉10万円、糖度25度以上が1玉50万円、そして糖度40度のとろももは1玉300万円!かなりの高級品です。
一般的に甘いとされる糖度12度を優に超えたとろもも。人生で1度でいいから食べてみたい、古山果樹園の最高傑作です。
甘くて美味しい桃を見分けるポイント
糖度が高い桃を食べてみたいけど、スーパーでも購入できるのか疑問に思う人も多いはず。そこで、ここからはスーパーで甘くて美味しい桃を見分けるポイントを紹介します!
産地や生産者に注目
甘くて美味しい桃を見分けるポイント1つ目は、産地や生産者に注目することです。甘い桃に育つには、日中と夜間の寒暖差が大きいことが条件です。桃の収穫である7月〜8月は、長野県、山梨県、福島県などがこの気候にあてはまるといわれています。また、収穫前に晴天が続くと甘い桃になるそうです。産地やその土地の気候なども見ておくと良いでしょう。
大きさやツヤに注目
甘くて美味しい桃を見分けるポイント2つ目は、大きさやツヤに注目することです。品種にもよりますが、大玉のほうが比較的甘くなりやすいといわれています。また、果皮の色味は濃いめの赤色で、ハリとツヤのある桃も、甘みが強いといわれています。スーパーに行った際は、大きさを見比べ、優しく触りながらハリとツヤを確かめてみましょう。
果点やうぶ毛に注目
甘くて美味しい桃を見分けるポイント3つ目は、果点やうぶ毛に注目することです。果点とは、果皮の表面にある白い点のことです。桃の糖度が上がり、皮に亀裂が入ることで果点ができます。表面に果点があれば、甘い桃である可能性が高いといえるでしょう。また、果皮にしっかりとうぶ毛がある桃も美味しいといわれているので、見分けるポイントにしましょう。
追熟することでより甘さと柔らかさを引き出す
まだ熟していない桃は、追熟することで甘さと柔らかさを引き出すことができます。追熟する際は、冷蔵庫には入れずに常温で、直接風や日光が当たらない場所に置いておきましょう。冷蔵庫に入れると追熟が止まるため注意が必要です。様子を見ながら2日ほど置いて追熟させれば、より甘く柔らかい桃を味わえますよ◎
まとめ
桃の平均的な糖度は、約11度といわれています。糖度が12度を超えると、甘さをより感じられることが分かりました。また、産地や大きさ・ツヤ、香りによって甘い桃を見分けることも可能です。家庭用だけでなく、贈答用に桃を購入する際は、ぜひこれらのポイントを参考に、甘くて美味しい桃を選んでくださいね◎
JAふくしま未来では、甘くてみずみずしい桃を旬の時期に合わせてお届けしています。日本で最も生産されている人気品種「あかつき」発祥の地でもある福島県の桃は、豊かな自然と昼夜の寒暖差の中でじっくりと栄養を蓄え、1個1個に甘みが詰まっています。産地自慢の高品質な桃を逃さずゲットしたい人は、ぜひJAふくしま未来の公式サイトをチェックしてくださいね!