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桃の白鳳(はくほう)の特徴は?旬や味、「白桃」との違い

桃の白鳳(はくほう)の特徴は?旬や味、「白桃」との違い

みなさんは白鳳という桃をご存知ですか?数ある桃の品種の中でも、特に人気が高い「白鳳」。緻密で柔らかな果肉、多重でとてもジューシーな品種です。

この記事では、そんな夏にぴったりの甘美な果実「白鳳」についてご紹介します!

白鳳の特徴

まずは、白鳳の見た目や味わい、旬の時期や価格などの特徴について見ていきましょう。

白鳳の味・糖度

白鳳は熟せば熟すほどに柔らかくなり、皮を剥いただけで滴り落ちてくるほど果汁が豊富なのが特徴です。甘さが極端に強いわけではないものの、酸味が少ないのでバランスの取れた味わいです。口に入れると果肉がほぐれていき、とろけるような口当たりが堪能できます。また、白鳳は”桃らしい”芳醇な香りが強いこと、皮がむきやすいのも特徴です。

白鳳の色と大きさ

白鳳の大きさは1個あたり200〜250gほどで、綺麗な丸い形をしています。白い地色に色付く赤が美しく、赤と白のコントラストがとても綺麗です。特に等級の高い白鳳は大玉で色づきも美しく、贈答用としても人気です。

白鳳の産地

白鳳の主な産地は山梨県・和歌山県・岡山県で、中でも山梨県は全国のシェア率約50%を占めており、県内の作付面積が1位です。そのほかの和歌山県、岡山県でも多くの白鳳が栽培されており、この上位の3県が全国の収穫量の80%を占めています。また、日本で有数の桃の産地である福島県で育った白鳳は品質が良く、生産量では上位3県に及ばないものの、大玉でとろけるような甘みを持ち合わせています。

白鳳が出回る時期

7〜9月が旬とされる桃の中で、白鳳を含む白鳳系の品種は前半にあたる7月〜8月初旬にピークを迎え、最も美味しく食べられるのは7月半ば前後と言われています。

白鳳の歴史

実は、白鳳は数ある桃の中でも古い歴史を誇り、大正14年に神奈川県の農事試験場で「白桃」と「橘早生」を交雑して作られました。白鳳という名前が付けられたのは8年後の昭和8年で、その後「日川白鳳」や「八幡白鳳」などの派生品種も数多く誕生しました。

白鳳の価格相場

白鳳の価格は桃の中でも平均的な価格帯です。サイズによっても異なりますが、小さいものであれば1個あたり200〜300円、贈答用に選果されたものだと1000円程度といわれています。果物の中ではやや高価なので、家庭用や贈答用など、シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。

白鳳がおすすめの人

白鳳は数ある桃の中でもジューシーで果肉が柔らかい傾向にあるので、”柔らかい桃”が好きな人にとてもおすすめの品種です。さらに香りも強いことから、桃を選ぶ基準に”香り”が上位に入る人は白鳳を機にいること間違いなしです!とろけるような口当たり、果汁の豊富さ、みずみずしい香り、この3点が揃った食味に優れた品種なので”桃らしい桃”が好きな人におすすめです。

白鳳系の桃の品種

ここからは、白鳳系と呼ばれる主な品種とそれぞれの特徴を紹介します。

日川白鳳

日川白鳳は山梨県発祥の桃で、おおよそ40年ほど前に品種登録されました。繊維が少なく口当たりがなめらかで、かぶりつくと果汁がポタポタと滴り落ちるほどジューシーです。極端に糖度が高いわけではないですが、酸味がほとんどないため、とても甘く感じます。シーズンの序盤である6月下旬ごろ〜7月下旬ごろを旬とする早生品種です。

八幡白鳳

八幡白鳳も山梨県で生まれた桃で、メジャーな「日川白鳳」と「白鳳」の間に収穫されることから知名度は高くないですが、リピーターが多い隠れ人気品種です。桃特有の香りが強く、口に入れるとスッとほぐれていく果肉と溢れる果汁はまるで食べるジュースとも言われているほど。

桃山白鳳

桃山白鳳は和歌山県で生まれた品種ですが全国的に栽培している農家が少ないので、とてもレアな品種です。見た目や味わいは「清水白桃」に似ており、白い果肉は繊維質が少なくなめらかです。皮がむきやすく、上品な甘さとみずみずしい香りが特徴。旬の時期は6月中旬〜下旬のやく2週間のみと、他の品種と比べて短いです。

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まとめ

桃は大きく分けると「白鳳」と「白桃」の2種類に分類されるので、普段気にせずに手に取っていた人も多いのではないでしょうか。白鳳は桃の魅力をたっぷりと詰め込んだ桃好きにはたまらない桃です。白鳳系の桃は今回紹介した以外にもいくつかあるので、自分の好みに合いそうな白鳳をチョイスしてみてくださいね。白鳳系の旬の時期はシーズンの前半なので、お見逃しなく!