一般的には皮を剥いて食べることが多い桃ですが、そのままでも食べられるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。この記事では桃は皮ごと食べられるのか、安全に食べるコツやおすすめのレシピをご紹介します!
桃は皮ごと食べられる?メリットはある?
野菜や果物は皮ごと食べたほうが良いとよく聞きますが、桃はどうなのでしょうか。ここでは、桃は皮ごと食べられるのか、また皮ごと食べるメリットをご紹介します。
皮にくっついた果肉が一番甘い
桃は皮ごと食べられます!実は、桃は皮にくっついている果肉が一番甘いといわれており、桃の甘さを味わい尽くすには、皮ごと食べるのがおすすめです。特に、桃狩りで収穫した桃はとれたて新鮮なので、その場で丸かじりするとフレッシュな甘みと香りを存分に堪能できますよ。
桃の皮には栄養素がたっぷり
桃の皮には以下のような栄養素が含まれています。
- カテキン
- ビタミンE
- ナイアシン
- ペクチン
抗酸化作用、抗菌作用がある成分や、食物繊維の一種も含まれています。栄養豊富な桃の皮は、捨ててしまうのがもったいないほど。桃を食べる際は、ぜひ皮ごと食べてみてくださいね!
桃を皮ごと食べるのにおすすめの品種は?
桃を皮ごと食べるのにおすすめの品種には、以下のようなものがあります。
- 川中島白桃
- 浅間白桃
- なつっこ
- あかつき
これらの品種は、少し硬めで食感のあるのが特徴です。硬めの桃はシャキッとした歯ごたえがあり、りんごや梨と同じように皮ごと食べても違和感を感じにくいといわれています。
2024年の桃人気ランキング
※2024年5~8月までのデータ桃の皮を食べるとかゆくなる?食べ方のコツ
桃を皮ごと食べたときに、口の周りがかゆくなってしまった経験はありませんか?それは桃の皮についたうぶ毛が原因です。では、一体どのような対策をすれば皮ごと美味しく食べられるのでしょうか。
うぶ毛をしっかり洗い落とす
桃を皮ごと食べるコツは、うぶ毛をしっかりと洗い落とすことです。
水で洗いタオルやキッチンペーパーなどで表面をこすれば、うぶ毛を取り除くことができます。うぶ毛があると、食べたときにザラッとした舌触りが気になるかもしれません。かゆみの原因にもなるので、しっかり洗い落としましょう。
農薬があまり使われていない桃を選ぶ
桃を皮ごと食べるコツは、農薬があまり使われていない桃を選ぶことです。皮ごとまるかじりする際にどうしても気になるのが、皮についた農薬ではないでしょうか。皮ごと食べる桃を購入する際は、「無農薬」や「オーガニック」などの表記があるものを選ぶと安心でしょう。
食べる前に冷蔵庫で冷やす
桃を皮ごと食べるコツは、食べる前に冷蔵庫で冷やすことです。
冷やしすぎると甘さが無くなってしまうので、食べる1時間〜2時間ほど前に冷蔵庫にいれるのがおすすめです。時間がないときは冷水で数分冷やすだけでも、みずみずしく美味しく食べられますよ。
桃の皮を利用したおすすめレシピ
桃は生で食べるのが1番!とはいえやっぱり桃は果肉だけを食べたい…でも皮を捨てるのはもったいない!という方も大丈夫。ここからは桃の皮を利用したおすすめレシピを3つご紹介します。
ピーチティー
桃の皮を利用したおすすめレシピ1つ目はピーチティーです。
よく洗った桃の皮とお湯を弱火で煮立たせ、中にティーバッグを入れて蒸らすだけ。ほのかに桃の香りがついたピーチティーが出来上がります。
カナッペ
桃の皮を利用したおすすめレシピ2つ目は、カナッペです。
桃の皮をレンジで温めたものに、レモン汁、蜂蜜を混ぜます。クラッカーにクリームチーズと桃の皮をのせたらお手軽カナッペの完成です。
スムージー
桃の皮を利用したおすすめレシピ3つ目は、スムージーです。
桃の皮、バナナ、ヨーグルト、牛乳をミキサーにかけるだけ。桃の果肉を使わなくてもとろっとしたスムージーになります。バナナの甘味ともよく合いますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。桃を皮ごと食べれば甘さを余すことなく味わえますし、栄養もしっかりととれるでしょう。抵抗がある方は、桃の皮を使用したレシピを活用するのもおすすめです。
桃の皮には魅力がたくさんあります。是非皮まで美味しく食べてみてくださいね。