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桃の旬はいつ?福島の桃の時期は8月から!

桃の旬はいつ?福島の桃の時期は8月から!

果物の人気ランキングでも、常に上位に入ってくる大人気の桃。夏になると店頭でチラホラと見かけ始めますが、時期によって置かれている種類が違うのをご存知ですか?今回はそんな桃の旬について、品種や産地ごとの違いを紹介します!

今年も桃に注目!

桃は昔から高級な果物として知られており、最近ではふるさと納税の返礼品としても人気です。様々な品種の掛け合わせや、産地ごとのオリジナル品種など、クオリティや楽しみ方は年々上がり続けており、種類も豊富なので自分の好みに合った桃を見つけることができます。


さらに、品種ごとに旬がそれぞれ違うことで、時期ごとに色んな桃を味わうことができます。また、同じ品種でも栽培される土地によって風味や味わいが異なるため、その違いを食べ比べてみるのも桃の楽しみ方の一つです。

桃が人気な理由

数ある果物の中でも人気の高い桃。その理由は、他の果物にはない桃特有の爽やかで甘い香りと、ジューシーな味わいにあります。そして、ふっくらとした丸いフォルムと鮮やかなピンク色の可愛らしい見た目も人気の理由ではないでしょうか。さらに、桃に含まれている栄養素は健康や美容に効果的といわれており、積極的に食べることで体の内側からキレイを目指すことができますよ。

桃の栄養素・効果効能

桃に含まれる主な栄養素とそれぞれの効果は以下の通りです。

食物繊維

桃にはペクチンという食物繊維が豊富に含まれており、主に便秘改善など整腸作用に効果があります。そのほかに血糖値の急激な上昇の抑制とコレステロール値を下げる働きも期待できます。

カリウム

カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きがあるので、むくみの改善が期待できます。それと同時に血圧を下げる働きもあるので高血圧予防にもなります。

ビタミンC

ビタミンCは日焼け予防やシミやたるみの防止といった美肌に効果のある栄養素として知られていますが、そのほかにも免疫力UPや貧血や白内障の予防、さらにはストレス緩和など様々な効果が期待できる優秀な栄養素です。

ビタミンE

ビタミンEは「若返りビタミン」とも言われており、老化を遅らせる効果が報告されています。そのほかに血流を改善させる効果もあり、それによって美肌や生活習慣病の予防も期待できます。

桃の旬は?いつからいつまで楽しめる?

桃の旬というとざっくり「夏」のイメージがありますが、品種によって少しずつ時期がズレているのをご存知ですか?品種によってどのように旬が異なるのか見てみましょう。

ハウス栽培の桃は5月から

ハウス栽培の桃は夏に旬のピークを迎える露地栽培の桃より1〜2ヶ月ほど早い5月頃から出荷されるので、シーズンの中で1番早く味わうことのできる桃です。温室で水分や温度を調節しながら丁寧に栽培されており、手間暇がかかっている分とても品質の高い桃として知られています。

露地栽培の桃は、6月〜10月

露地栽培とは畑で栽培されている一般的な桃のことで、早いものだと6月頃から収穫され市場に出回り始めます。そして7月になると様々な品種の出荷が本格的になり、7〜8月が流通の最盛期です。スーパーなどで数種類の桃が並べられているのがちょうどこの時期なので、桃=夏のイメージが付きやすいんですね。

極早生品種・早生品種は6月から

早生品種とは、農作物の中でも生育期間が短く、旬の早い時期から出回る品種のことを指します。中でも極早生品種の出回り時期は早く、旬の味覚をいち早く味わうことができます。

はつひめ

6月下旬から収穫が始まる極早生品種で、あかつきとはつおとめをかけあわせた福島県の新しい品種です。甘みが強く果肉が柔らかいのが特徴です。

日川白鳳

熟すほどに柔らかくなり、かぶりつくと果汁が滴り落ちてくるほどジューシーな味わいが特徴の日川白鳳は早生品種と中生品種の中間に当たる6月下旬〜7月に収穫される品種です。

暁星

暁星はあかつきの枝変わりの桃で、あかつきよりも少し早めの7月中旬ごろからスタートする早生品種です。小玉でありながらも柔らかく甘さが強いのが特徴です。

中生品種が最盛期!7〜8月

中生品種は、桃の最盛期ともいえる7~8月にかけて出回る品種です。この時期には桃が本格的に旬を迎え、店頭にもたくさんの品種がずらりと並んでいます。

あかつき

あかつきは果肉が引き締まっていてしっかりとした食感が特徴でありながら、豊富な果汁と強い甘さを感じられる”いいとこどり”の桃で、7月末〜8月いっぱいまで楽しめる品種です。

まどか

あかつきの選抜育成して生まれた品種で、あかつきよりもやや硬めで着色が良いのが特徴で、あかつきとの食感の違いを楽しむのもおもしろいです。

なつっこ

川中島白桃とあかつきを掛け合わせて作られた品種で、300〜350gの大玉。旬は8月上旬〜8月下旬です。肉質は緻密で締まりがあり、硬すぎず歯がもっちりと入っていく感覚です。

晩生品種は9〜10月に収穫

晩生品種は、桃でいうと9~10月頃に収穫される品種で、桃の旬が終わりを迎える頃に多く出回ります。最盛期に桃を買い逃してしまった人も、晩生品種ならゲットできるチャンスがありますよ。

川中島白桃

桃の王様とも称される川中島白桃は実が大きく、1玉250〜300gほどあります。晩生種を代表とする品種で、旬は8月中旬~9月上旬です。実が硬く日持ちがするのもポイントで、贈答用としても見栄えバッチリです。

黄貴妃

晩生品種の黄桃種で収穫直後はさっぱりとした甘さでパリパリとした食感ですが、追熟させるとマンゴーのように甘みが強くしっとりジューシーに変化します。旬の時期は9月上旬〜9月中旬ごろです。

さくら白桃

大玉で酸味が少なく甘さが強い。引き締まった実はカリッとした歯応えのある食感が楽しめます。9月中旬〜下旬に旬を迎えるので、シーズンの最後の桃としても知られています。

2024年の桃人気ランキング

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産地ごとに桃の旬は異なる?

栽培方法は品種によって旬が異なることがわかりましたが、産地によってはどうなのでしょうか?主要産地である福島県・山梨県・岡山県での旬の時期を見てみましょう。

福島県の桃の旬

全国の生産割合のうち20%を占める福島県の桃は旬の時期が長く、6月下旬〜9月中旬まで楽しむことができます。また、福島県は桃の消費量が全国でダントツ1位の桃好き県としても知られています。皇室献上桃に選ばれるほど品質の高い「あかつき」をはじめ、県オリジナル品種の「はつひめ」「ゆうぞら」など、福島ならではの食感と甘さを堪能できる桃が人気を集めています。

山梨県の桃の旬

フルーツ王国の山梨は桃の栽培面積・収穫量ともに日本一を誇ります。旬の時期は6月中旬〜10月上旬ごろ、7月〜8月に最盛期を迎えます。極早生品種である「ちよひめ」からスタートし、「日川白鳳」「浅間白桃」「川中島白桃」など様々な品種を挟んで晩生種の「黄金桃」でその年の桃を締めくくります。2015年から流通している「夢しずく」は山梨県の新品種で、近年注目を集めています。

岡山県の桃の旬

岡山県の桃といえば「白桃」。通常の赤く染まった果皮の桃に対して岡山の桃は直射日光を当てずに栽培することで果皮が薄く純白の白い肌を纏っています。岡山は桃栽培の歴史も古く、現在日本で栽培されている桃の大半は明治時代に岡山で開発された品種がルーツになっているんだとか。また、日本昔ばなしの「桃太郎」に出てくる桃と繋がりが深いと言われています。

岡山県の桃の旬は6月下旬〜9月中旬ごろで「日川白鳳」から始まり、「清水白桃」「おかやま夢白桃」と続いて最後に「白麗」でそのジーズを締めくくります。

まとめ

子供から大人まで愛される桃は、産地や品種によるリレーによって長い間楽しむことができていたんですね。甘くて美味しいだけではなく、健康や美容にも効果的だとわかると今まで以上に魅力的に見えます。ここで紹介しきれなかった産地や品種もたくさんあるので、今年はいろんな桃に挑戦して、食べ比べをしてみるのもおすすめですよ!