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桃は食べすぎると体に悪い?桃の栄養成分と食べすぎのリスクについて解説

桃は食べすぎると体に悪い?桃の栄養成分と食べすぎのリスクについて解説

甘くてみずみずしいフルーツ、桃。つい食べすぎてしまって、身体への影響が気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、桃は食べすぎると体に悪いのか、栄養成分と食べすぎのリスクについて解説します。

桃を食べすぎるとどうなる?体に悪影響はある?

桃を食べすぎてしまうと、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか。代表的なものを3つご紹介します。

下痢や腹痛

桃を食べすぎると、下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。これは、桃に含まれるソルビトールという糖が原因のひとつだといわれています。

ソルビトールは消化されにくく、多量に摂取すると腸が敏感になり下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。必ずしも全員が当てはまるとは限りませんが、もともとお腹の調子がよくない方は食べすぎに注意したほうがいいでしょう。

アレルギーを起こす可能性

桃に限らずですが、1つの食品を食べすぎるとアレルギーを引き起こす可能性があります。

桃の場合は食べすぎてしまうと口の中が痒くなったり、皮膚が赤くなったりといった症状が出る方もいるそうです(バラ科アレルギー)。桃を食べてこのような経験があるなら、食べすぎには注意が必要です。気になる方は病院に行って検査してみてもいいかもしれません。

加工された桃は太りやすい

桃の缶詰やゼリー、ジュースなどの加工品は、食べすぎると太りやすいといえるでしょう。

加工品には砂糖が多く含まれています。例えば桃の缶詰は、100gあたり約80kcal、糖質は約16g含まれています。生の桃は100gあたり約40kcal、糖質は約8gなので、加工品は生の桃の2倍ほどのカロリーと糖質が含まれていることがわかります。

加工された桃は手軽さもあり、生の桃より甘くて好きだという方も多いかもしれませんが、食べすぎには気をつけたほうがいいかもしれません。


腎臓に病気がある人は桃の食べすぎに注意

腎臓に病気がある人は、カリウムの多い桃の食べすぎには注意が必要でしょう。

腎機能が低下していると尿と一緒にカリウムを排出できず、身体に溜め込んでしまうことがあるそうです。排出されなかったカリウムが血液中に溜まり、高カリウム血症になる可能性があります。手足のしびれや不整脈、心不全のリスクもあるため、腎臓に病気がある方は桃の食べすぎに注意したほうがいいでしょう。

桃を健康的に食べるには?

では、1日にどのくらいの量の桃なら食べても大丈夫なのでしょうか。目安をご紹介します。

桃は1日1個までが適切な量

健康な人なら、1日1個までが桃の適切な摂取量といえるでしょう。農林水産省によると、1日の果物の摂取目標量は200gl〜300glとされています。桃1個が約200gl程度なので、カロリーや糖質を考えても1日1個にとどめておいたほうがいいかもしれません。糖尿病や腎臓に病気がある方は、病院の先生と相談してみてくださいね。

桃は朝・昼食後に食べるのがおすすめ

桃を食べるなら、1日の中でも早めの時間帯がおすすめです。

果物に含まれる果糖は身体に吸収されやすく、すぐにエネルギーになるといわれています。活動量の多い朝や昼など早い時間に果物を食べれば、1日を活動的に過ごすためのスタートダッシュがきれるでしょう。

栄養を無駄なく摂るなら生で食べる

桃の栄養を無駄なく摂取したいなら、やはり生で食べるのがおすすめです。

果物にはビタミンや酵素が豊富に含まれています。加熱してしまうと、せっかくの栄養成分が破壊されてしまうそうです。桃にはビタミンCやビタミンE、酵素が含まれています。これらの栄養をしっかり摂取したいなら、生で食べるのがいいでしょう。

桃はビタミンEや食物繊維たっぷり!

桃には栄養成分もたくさん含まれています。代表的な栄養素の1つはビタミンEで、桃100gあたりに約0.7mg含まれています。ビタミンEには抗酸化作用があり、肌の若返り効果、血流を改善する効果があるといわれています。

2つ目の栄養素は食物繊維で、桃100gあたりに約1.3g含まれています。食物繊維を摂取することで腸内環境を整え、便秘にも効果があるかもしれません。

桃は適量を守れば、栄養豊富で健康的な果物だといえます。健康のためにも、桃を上手に取り入れてみてくださいね。

まとめ

桃の食べすぎは、下痢や腹痛、アレルギーなどを引き起こす原因になるかもしれません。しかし、桃にはビタミンやカリウム、食物繊維などの栄養がたくさん含まれているのも事実です。食べすぎに気をつけて適量を守れば、健康をサポートしてくれる果物だといえるでしょう。