伊達地区あんぽ柿生産部会の部会長を務める佐藤です。
伊達市霊山町にて農業を営み五代目となります。120本の柿を栽培し、安全・安心でおいしい、あんぽ柿作りをおこなっています。
通常の年であれば、6tもの柿をあんぽ柿に加工して、消費者に届けています。
あんぽ柿の原料となる蜂屋柿は大粒の柿です。
皮剥き、硫黄くん蒸、乾燥の工程を通して加工すると、トロッと甘くておいしいあんぽ柿になります。
霊山の豊かな風土が育んだ伝統の味で、ジューシーかつ舌触りのいいあんぽ柿は多くの方に好まれると思います。
また、生産者視点で言うと、冬の収入源になるのは農家にとって大きな魅力です。
いまの規模を維持しつつ、すこしでも長く農業を続け、伝統あるあんぽ柿生産を続けていきたいと思います。
Q2. あんぽ柿は福島発祥なのですか？ 「あんぽ柿」は「福島県伊達市五十沢地区」が発祥の伝統の和菓子です。 約100年前、同地区の生産者たちが試行錯誤の末、アメリカのカリフォルニアでぶどうの乾燥に使われていた硫黄燻蒸（くんじょう）技術を応用した製造方法を確立しました。 硫黄で燻すことで、表面に二酸化硫黄の膜をつくることで酸化を防止しています。 そうすることで、柿の皮をむいてから40~50日かけて、じっくりと干して仕上げることができ、水羊羹のようなとろ〜り、しっとりした食感となるのです。
Q3. ニュースで「あんぽ柿の日」を耳にしました。どのような記念日ですか？ あんぽ柿はふくしまの冬を代表する特産品で、当ＪＡは日本一の生産量を誇ります。 2023年1月、伊達市梁川町五十沢であんぽ柿の出荷が始まってから１００年の節目の年を迎えたことから、12月13日・1月13日・2月13日の３日間が「伊達のあんぽ柿の日」として登録認定されました。 伊達のあんぽ柿独自の硫黄燻蒸製法の確立、普及に携わった人が１３人だったことや、発祥の地「いさざわ（五十沢）」にちなんで最盛期３カ月の１３日が選ばれました。
Q4. あんぽ柿を自分でも作ってみたいです。どうしたらいいでしょうか？ 原料の渋柿を買ってきて、ご自宅で試しに干し柿・あんぽ柿を作ってみたいという方は増えていますよね！ 一般的な工程としては5つあります。 ①皮剥き ②紐つけ ③殺菌 ④干す ⑤揉む＋待つ 詳細は [こちらの記事] にてご紹介しております。 よくある失敗は、干し柿作りの際にカビが生えてしまうこと。 五十沢地区のあんぽ柿づくりでは、硫黄燻蒸によって殺菌しますが、ご自宅で取り組む際は、湯煎や、焼酎の霧吹き等で対策するのがお手軽です。 とはいえ、天候に左右されますし、なかなか難しいのが正直なところ。自己責任にてお楽しみください。
ふくしま未来公式オンラインショップについて
伝統を守り続ける生産者たちが、真心こめてつくった逸品を”産地直送”でお届けします。
お客様のレビュー
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今年もありがとうございました
2024/1/30購入目的：贈答用
商品情報：1kg
3.11 の被災地域にて一緒にボランティア活動をしていた友人がおりまして、誕生日プレゼントとして毎年送っています。 昔話に花が咲くきっかけにもなっており、また、先方にも喜んでもらえるのでありがたいです。 引き続きよろしくお願いいたします。
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大きくて甘い！
2023/3/10購入目的：自宅用
商品情報：1kg
箱を持った時に重たいと思ったのですが、箱を開けた時に1つ１つ大きさ、重量感にとても驚きました。 トロトロでとても甘くて、贈り物にぴったりだと思いました！ 美味しかったです。また来年も頼みます。
JAふくしま未来スタッフ
この度はJAふくしま未来公式オンラインショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。 当店のあんぽ柿の特徴である食感と甘味をご堪能頂けましたこと非常に光栄でございます！ こだわりのあんぽ柿をお客様へお届けできるように、柿の品質にも厳密な基準を設けております。 贈答用としてとてもお勧めの商品でございます！ 是非、また機会がございましたら次回は贈答用としてもご検討頂けますと幸いです。 この度は当店のご利用誠にありがとうございました。またのご利用をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
